【M-Bダブル】マスボ級を目指す大人のための「コータス」のすすめ【ポケモンチャンピオンズ】

ダブルバトル

いらっしゃいませ。本日もようこそお越しくださいました。本日皆様にご提案するのは、ダブルバトルで「思考の夏バテに効く」コータスのすすめでございます。

バトルチーム

29勝21敗でマスターボール級に到達。実績のある一皿を、皆様の元へそのままお届けいたします。基本のレシピをまずはそのままお試しください。

コンセプト

ダブルバトルでは、どの技を、左右どちらの相手に打つべきか、その判断を2体分、毎ターン下し続けなければなりません。この複雑な選択の連続は、まさに脳の夏バテを引き起こす原因なのです。

コータスのふんかは、その悩みを綺麗さっぱりと消し去ります。左右どちらを狙うかなど、考える必要はございません。ふんかを押す。ただそれだけでございます。

コータスの遅さを逆手に取った、トリックルーム。コータスは、レギュレーションM-Bで使えるポケモンの中で、最も遅いポケモンでございます。すなわち、トリックルームを展開すれば、コータスよりも早く動けるポケモンは存在しません。

そして、「トリックルーム」と「ふんか」の組み合わせの真価は、攻撃機会の倍化にございます。全体攻撃である「ふんか」を選択することは、1ターンに2回の攻撃を仕掛けていることと同義です。5ターンという限られた時間を最大限に使い切る上で、「攻撃機会が常に2倍になる」という性質は、この上なく重要なのです。

読み合いを介さず、手数と火力で盤面を制圧する。これこそが、思考の疲れを吹き飛ばす、至高の解答でございます。

ゲームプラン

基本選出

  • 先発:コータス、リキキリン
  • 控え:メガクチート、イダイトウ

初手リキキリンのトリックルームを展開し、コータスの「ふんか」で盤面を制圧する。

裏選出

  • 先発:メガクチート、イダイトウ
  • 控え:ヤバソチャ、ドドゲザン

コータスが刺さらない場合。メガクチートやドドゲザンは、すばやさの数値こそ低いものの、高火力の先制技「ふいうち」を持つため、無理にトリルを展開しなくても戦うことができます。初手でこの2体を並べると「じしん」で弱点をつかれるため、クチートとイダイトウを先発で投げることが多かった印象です。

本日の主役

コータス

能力ポイント実数値
HP32177
こうげき0105
ぼうぎょ0160
とくこう↑32150
とくぼう292
すばやさ↓036
  • 能力補正:れいせい(とくこう↑すばやさ↓)
  • 技:ふんか/ねっぷう/ウェザーボール/まもる
  • 特性:ひでり
  • 持ち物:もくたん

コータスの「ふんか」の最大火力は「もくたん」を持つことで、メガリザードンYの「ねっぷう」の1.2倍の威力に達します。「ふんか」の威力はHPが減ると落ちるが、HPが削れた時に「ふんか」の代わりに押せるよう「ねっぷう」を同時採用いたしました。残りHPが113を切ると「ねっぷう」のほうが威力が高くなります。

残りの1枠は「ウェザーボール」「だいちのちから」「ソーラービーム」から選択。コータスのとくこう種族値は85と、晴れ補正がないと火力がでないため、割り切って「ウェザーボール」を採用しました。

メガクチート

能力ポイント実数値
HP32157
こうげき↑32150(172×2=344)
ぼうぎょ0105(145)
とくこう075
とくぼう277(117)
すばやさ↓063

※()内はメガシンカ時の数値

  • 能力補正:ゆうかん(こうげき↑すばやさ↓)
  • 技:じゃれつく/アイアンヘッド/ふいうち/まもる
  • 特性:かいりきバサミ→ちからもち
  • 持ち物:クチートナイト

コータスの炎技が通りにくい「ドラゴン」や「いわ」タイプに対しては、メガクチートの「じゃれつく」「アイアンヘッド」で、おいしく料理することができます。イダイトウなども非常に厄介な相手ですが、「ふいうち」が突き刺さります。

リキキリンの弱点を突いてくる悪タイプも、「じゃれつく」で粉砕。

計算され尽くした極上のコース料理のように、美しく噛み合っております。

秘伝・作り置き構築術

リキキリンは、まさに最高の「作り置きポケモン」です。一度仕込んでおけば、旬の食材が変わっても、いつでも最高の一皿を味わえるのです。

リキキリン

  • 役割:トリックルーム始動
  • 持ち物:オボンのみ

トリックルームの始動はもちろんのこと、最大の強みは特性「テイルアーマー」にございます。

初手の「ねこだまし」を無力化して、確実に「トリックルーム」を起動する。さらに展開後も「ふいうち」をはじめとする先制技を一切許しません。コータスが削られることを防ぐことができ、コータスにとってはまさに専属シェフ。


当店では、他にも「作り置き」として優秀なサポートポケモンを、多数ご提案しております。ぜひ以下のリンクから、作り置き構築術という名のレシピを検品なさってください。

【ダブル】忙しい大人がマスボ級に上がるための「作り置き構築術」【ポケモンチャンピオンズ】
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隠し味

この構築は、ハイパーボール級ランク4から数えて、一時9勝4敗という華々しい戦果を挙げてランク2に到達いたしました。「これはいけるぞ」と確信した私は、一旦ランクバトルを止めて、ここまでの動画の仕込みを始めました。

しかし。

動画の仕込みを終え、マスターボール級を目指して挑戦を再開した私を待ち受けていたのは、37戦にわたる泥沼の戦いでございました。

クチートの特性選び

バトルデータを見ると「いかく」と「かいりきバサミ」でおよそ半々。ダブルバトルといえばガオガエンをはじめ「いかく」が最強格ですし、私も最初は「いかく一択だろう」と疑いもせず、当然のように「いかくクチート」でテストを重ねておりました。

サポート役のガオガエンなら、威嚇が刺さらない相手には「選出しない」という選択が取れます。

しかし、クチートはこのチーム唯一のメガシンカ枠であり、どんな相手であっても100%選出しなければなりません。相手の「まけんき」「かちき」「あまのじゃく」を自ら誘発してしまい、こちらの『いかく』が原因で試合が崩壊する。そんな手痛い失敗を何度も味わうことになりました。

エースに本当に必要なのは、上振れではなく「あらゆる相手に絶対に不利を取らない安定性」だったのです。

お土産のバトルチームは、「かいりきバサミ」でご用意いたしました。お好みの味付けがございましたら、お気軽に申し付けてください。

リキキリンの初手は「まもる」

ハイボ級ランク2を超えたあたりから、相手も当然のようにトリル対策を厚く構えてきました。なかでも露骨に増えたのが、「初手でリキキリンへ強烈な集中攻撃を仕掛け、トリル起動を真っ先に妨害してくる展開」です。

これに対して、初手でリキキリンの「まもる」を押すという選択肢を、常に持っておくべきでした。振り返れば、初手で守っていれば勝てていた試合が、いくつも脳裏をよぎります。悪タイプの攻撃を空振りさせつつ、クチートで仕留めることができたはずなのです。

一度も押せなかったことが悔やまれます。悪タイプのポケモンと対面したときは、「まもる」という選択肢を思い出してください。

コータスを出さない「裏選出」

そしてもうひとつ、泥沼の中で直面したのが、コータスが機能しなくなる展開です。相手のパーティ6体のうち、実に4体以上が炎耐性持ちというような状況。このような場合、コータスを無理に出すことは避けます。

ここで真価を発揮するのが、相棒の「メガクチート」でございます。コータスを止めに来る岩、ドラゴン、リキキリンを潰しに来る悪タイプに対して、メガクチートのフェアリーと鋼の打点が強烈に突き刺さる。コータスを警戒して偏った相手の選出を、メガクチートが裏から粉砕するのです。

では、出番を譲ったコータスの役割は消えたのでしょうか?相手の脳裏には常に、超火力晴れ噴火で全てを焼き尽くされるという、強烈なプレッシャーが刻み込まれています。だからこそ相手は、コータスとリキキリンに対して絶対に隙を見せない、歪んだ選出を強いられるのです。

相手の選出を縛り、こちらの裏選出を通しやすい盤面を強要した時点で、コータスはモンスターボールから一歩も出ることなく、すでにその仕事を完璧に果たしていると言えます。

コータスをお留守番させる「裏選出」において、トリル始動役のリキキリンはどうするのでしょうか?メガクチートやドドゲザンは、すばやさの数値こそ低いものの、高火力の先制技「ふいうち」を持つため、無理にトリルを展開しなくても戦うことができます。そのため、始動役のリキキリンもセットでお留守番することが多かったです。

関連動画

この構築が実際の盤面でいかに機能するのか。その『体験』の続きは、ぜひメインディッシュである動画にてお楽しみください。

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