こんにちは。いっぱしのトレーナー、おじょーです。今回はM-Bシングルにて、マスターボール級に到達した構築を紹介します。
バトルチーム
実際に私がマスターボール級まで駆け上がったチームを公開します。「トレーニング > コーディネートチーム > チームIDで編成」を選び、以下のチームIDを入力することで、まったく同じ編成をすぐに使うことが可能です。

コンセプト
いわゆる対面構築です。幅広いポケモンに対してふんわりと有利を取れるポケモンで固めています。なるべく交代はせず、目の前の相手をガンガン殴っていって釘付けにする動きを目指します。
今シーズンの目玉は、スマホ版配信開始の特典として配布されたメガライチュウY。特性「ノーガード」から繰り出される必中・確定麻痺の「でんじほう」は圧倒的で、多くのメガ枠に対して有利を取れるだけでなく、確定麻痺のせいで相手に受け出しを一切許しません。そのため、前シーズンまで猛威を振るっていたサイクル構築が今シーズンは壊滅的な打撃を受けており、対面で押し切るか、壁から積むかの二択を迫られる環境になっている印象です。
私自身、どちらかといえば今までサイクル戦を得意としてきたため、こうした対面特化のパーティはあまり使ってきませんでした。交代という甘えが許されない分、「一手の価値が重い」というヒリヒリした緊張感があります。
ですが、スカウト牧場でルッコラちゃんがおすすめしてくれたメガムクホークと、スマホ版特典のメガライチュウYという最高のメイン食材に、ボックスに待機していた「つくりおきポケモン」4体を添えることで、最高に美味しいパーティが完成しました。
基本選出・ゲームプラン
6体見せ合いの場面で、相手の「先発」と「メガ枠」の2点だけに的を絞って予想を立てるのが選出のコツです。限られた時間の中で3体の組み合わせをすべて考慮するのは難しいですが、2体ならどうにか脳の処理が間に合います。
- 相手の「先発」予想に対して: こちらの「ガブリアス」や「マスカーニャ」を合わせる。
- 相手の「メガ枠」予想に対して: こちらの「メガライチュウY」か「メガムクホーク」のうち、有利を取れる方をぶつける。
基本はこれだけです。すべての可能性をケアしようと深読みするよりも、「どうせ初手はガブリアスだろ」「どうせメガ枠はライチュウだろ」と良い意味で割り切り、こちらの解答を初手からノータイムでぶち込んでいくことが、一手の重い打ち合いを制する近道になります。
パーティ個体紹介
メガライチュウY

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 137 |
| こうげき↓ | 0 | 99(108) |
| ぼうぎょ | 0 | 75 |
| とくこう | 32 | 142(212) |
| とくぼう | 0 | 100 |
| すばやさ↑ | 32 | 178(200) |
※()内はメガシンカ時の実数値
能力補正:おくびょう(こうげき↓すばやさ↑)
技:でんじほう/ボルトチェンジ/きあいだま/くさむすび
特性:ひらいしん→ノーガード
持ち物:ライチュウナイトY
今環境の文句なしの目玉であり、スマホ版で配布されたポケモンなので「せっかくだから使ってみよう」と思い立ち、軸として採用しました。
電気・格闘・草という攻撃範囲の広さと「ノーガード+でんじほう」の超火力により、幅広い相手を一撃でなぎ倒す、あるいは確定麻痺で機能停止に追い込むことができます。しかしその反面、耐久は紙ペラなのでサイクル戦のような受け出しは一切できません。対面でも上を取られていたら一瞬で終わりなので、派手なイメージに反して運用にはかなり気を使う尖ったポケモンでした。
バトルデータが示す通り、最速(S200)の「おくびょう」で運用しました。そのままマスボ級まで到達したものの、後々考察してみると、能力補正は「ひかえめ」で火力を特化させてもよかったのでは?とも感じています。
というのも、メガライチュウYの「すばやさ実数値200」というラインは、今環境であまりにも意識されすぎています。周りのライバルたちも「ライチュウの上を取るか、諦めてガッツリ耐久に振るか」の二択になっており、わざわざ「実数値182以上~200未満」という中途半端な素早さに調整してくる相手はいません。「どうせ抜かれている相手にはおくびょうでも抜かれている」と割り切れるため、それなら火力をさらに引き上げた方が相手に負担をかけられたかもしれません。んんwww
メガムクホーク

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 1 | 161 |
| こうげき | 32 | 172(192) |
| ぼうぎょ | 1 | 91(121) |
| とくこう↓ | 0 | 63(72) |
| とくぼう | 0 | 80(110) |
| すばやさ↑ | 32 | 167(178) |
※()内はメガシンカ時の実数値
能力補正:ようき(とくこう↓すばやさ↑)
技:ブレイブバード/はねやすめ/インファイト/ブレイズキック
特性:いかく→あまのじゃく
持ち物:ムクホークナイト
メガライチュウYが選出できない場合の裏のエースを考えていたところ、スカウト牧場でルッコラちゃんがムクホークをおすすめしてくれたので、ノータイムでスカウトせざるを得ませんでした。M-Bレギュレーションで追加された新メガシンカということもあり、話題性は抜群。乗るしかない、このビッグウェーブに。2枚目のメガエースとして担ぎ上げることにしました。
役割としては、メガライチュウYが苦手とするガブリアスやスカーフマスカーニャに対してある程度有利に戦える点を評価しています。
対メガ枠の殴り合いにおいては、たとえばメガバシャーモに対してメガシンカ前の特性「いかく」を入れて一発耐えつつ、返しの「ブレイブバード」でワンパンする……といった芸当が可能で、メガライチュウYとはしっかり得意分野を補い合える素敵な関係性を見せてくれました。
夢のコンボである「あまのじゃく+インファイト」で防御・特防を上げながら要塞化していきたかったのですが、本構築のような対面構築だと試合の展開が早すぎるため、のんびりステータスを積んでいる時間はあまり許してもらえなかったのが正直な印象です。基本的にはコンボを欲張らず、高い素早さからの高火力アタッカーとして割り切って動かすのが正解でした。
マスカーニャ

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 153 |
| こうげき↑ | 32 | 178 |
| ぼうぎょ | 0 | 90 |
| とくこう↓ | 0 | 90 |
| とくぼう | 0 | 90 |
| すばやさ | 32 | 175 |
能力補正:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
技:トリックフラワー/トリプルアクセル/とんぼがえり/はたきおとす
特性:へんげんじざい
持ち物:こだわりスカーフ
M-Aレギュレーションの際に「真っ先にスカウトしたい『後悔しない汎用ポケモン6選』」という記事を書いたのですが、そこでイチオシとして挙げていた猫ちゃんです。当時はまだ持っていなかったのですが、前シーズンが佳境に差し掛かったあたりで念願のスカウトに成功しました。

その時点で、次のM-Bレギュレーションの目玉がメガライチュウYになることは分かりきっていたため、彼へのメタとして最初から採用を決めていました。……半分ウソです。せっかくスカウトできたんなら使ってみたいのが人情ってもんでしょ。
性格は火力を重視して「いじっぱり」を選択。持ち物に「こだわりスカーフ」を持たせることで、環境の目玉であるメガライチュウY(S200)の上をしっかり取りつつ、「トリックフラワー」で一撃のもとに沈めることができます。さらに、メガライチュウ対策として増えるであろうガブリアスに対しても、スカーフやタスキの関係を無視して「トリプルアクセル」で処理できるなど、まさに本構築の必殺仕事人として大活躍してくれました。
使う前は、マスカーニャの火力は「中の上」くらいで、普通のポケモン相手なら2発以内で仕留められれば御の字……程度に想像していました。しかし、いざ使ってみると、ガブリアスの「じしん」並みの火力を平気で叩き出してくれます。
何より現在のM-B環境は、メガライチュウYとの熾烈なすばやさ争いのせいで、耐久を極限まで捨てているポケモンが非常に多い印象です。そのため、等倍相手であってもマスカーニャの「トリックフラワー」を3連打しているだけで相手のパーティが半壊し、そのまま試合が終わってしまった時はさすがにその圧倒的な対面性能に驚かされました。今期、間違いなく我が家の神ポケモンです。
ガブリアス

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 185 |
| こうげき | 32 | 182 |
| ぼうぎょ | 0 | 115 |
| とくこう↓ | 0 | 90 |
| とくぼう | 0 | 105 |
| すばやさ↑ | 32 | 169 |
能力補正:ようき(とくこう↓すばやさ↑)
技:じしん/げきりん/がんせきふうじ/ステルスロック
特性:さめはだ
持ち物:きあいのタスキ
高い種族値と「きあいのタスキ」という絶対的な行動保証を組み合わせることで、どんなに不利な盤面からでも確実にノルマを完遂してくれる、文字通りの「主人公」です。前期に引き続き、バトルデータでも堂々の使用率1位に君臨しています。
今期もこれだけ使われている背景には、やはり環境の王様であるメガライチュウYに対して圧倒的有利を取れる点が大きいです。ライチュウ側からの「きあいだま」などの猛攻を余裕を持って耐え、返しの「じしん」で一撃のもとに沈める動きは、対面構築の土台としてこの上ない安心感がありました。
一応、有利な対面で作るアドバンテージ用として「ステルスロック」を採用してはいるものの、サイクル戦が崩壊した今シーズンにおいては、ぶっちゃけステロが活きる盤面は体感としてかなり減った印象があります。
対ペリッパーやリザードンといった飛行入りの構築を相手にするなら、隙を見て撒いておくのも悪くありませんが、今の環境は「直接殴れるうちに殴って、相手の数を減らした方が早い」場面が圧倒的に多いです。ステロ展開に固執せず、タスキを盾に「じしん」「げきりん」の高火力を初手から押し付けていくのが、今期の主人公の正しい動かし方だと感じました。
ブリジュラス

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 167 |
| こうげき↓ | 0 | 112 |
| ぼうぎょ | 0 | 150 |
| とくこう↑ | 32 | 194 |
| とくぼう | 0 | 85 |
| すばやさ | 32 | 137 |
能力補正:ひかえめ(こうげき↓とくこう↑)
技:りゅうせいぐん/ラスターカノン/10まんボルト/ステルスロック
特性:じきゅうりょく
持ち物:たべのこし
ガブリアスに次いで使用率2位に君臨する、現環境屈指の「物理キラー」です。ドラゴン・鋼という優秀な耐性に加え、物理攻撃を受けるたびに防御が上昇する特性「じきゅうりょく」の相性がとにかく抜群です。
こちらの構築にガブリアスやメガライチュウYを並べていると、相手のマスカーニャが嬉々として選出されて飛んできますが、このブリジュラスにとっては「じきゅうりょく」を発動させてくれる「大切なお客様」でしかありません。連続技の「トリプルアクセル」なんて打たれた日には、一気に防御が3段階も上昇して手が付けられない要塞が完成します。
さらに今シーズンは、持ち物「いのちのたま」が返還されたことでミミッキュの使用率が急上昇していますが、そのトレンドの最先端にいるミミッキュに対してもタイプ相性・数値ともに有利に戦える点が、このポケモンにとって大きな追い風となっています。
メガライチュウYのような特殊アタッカーにはめっぽう弱いものの、環境にウジャウジャいる物理アタッカーの猛攻を文字通りストップさせ、こちらのペースに引き込んでくれる頼もしすぎる「つくりおき」ポケモンです。
アシレーヌ

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 32 | 187 |
| こうげき↓ | 0 | 84 |
| ぼうぎょ | 0 | 94 |
| とくこう↑ | 32 | 195 |
| とくぼう | 0 | 136 |
| すばやさ | 2 | 82 |
能力補正:ひかえめ(こうげき↓とくこう↑)
技:うたかたのアリア/クイックターン/アクアジェット/ムーンフォース
特性:げきりゅう
持ち物:オボンのみ
本構築において彼女が担う最も重要な役割、それは「環境2位のブリジュラスを完封すること」にあります。ブリジュラスのメインウェポンである「りゅうせいぐん」をタイプ相性で無効化し、プランを根底から崩せるのがアシレーヌ最大の強みです。相手がサブウェポンの「10まんボルト」を持っていたとしても、こちらは「オボンのみ」込みで確定3発。ブリジュラスを見たら後出しから安定して処理できる守護神です。
実は今シーズン、持ち物「いのちのたま」の返還によって、同じフェアリー枠である「ミミッキュ」の使用率が3位まで大爆発しています。もし今期新たに「真っ先にスカウトしたい汎用ポケモン」という記事を書くなら、私は間違いなく勢いのあるミミッキュを選ぶでしょう。
ではなぜ、今回の私のパーティではミミッキュではなくアシレーヌだったのか。
理由は2つあります。1つは単純に、まさかミミッキュがここまで大躍進するとは思っておらず、ボックスにミミッキュの「つくりおき」がなかったこと。そしてもう1つは、「マスカーニャとミミッキュを同時にパーティに入れると、相手のブリジュラスが重くなりすぎる」という懸念があったからです。
現環境2位のブリジュラスは、こちらのガブやマスカーニャをカモるために喜んで選出されます。そこにさらにミミッキュまで並べてしまうと、相手のブリジュラス1匹にパーティが壊滅させられかねません。だからこそ、ミミッキュの枠をあえて「ブリジュラスを完封できるアシレーヌ」にすることで、パーティ全体の歪みを完璧に補正することができました。
結果として、選出機会自体は少なめだったものの、他の5匹と持ち物やタイプが被らず、なおかつ「出てきたブリジュラスは絶対に逃がさない」という実績のある彼女以上の適任はいなかったと信じています。
各種パーティ対策
対壁パ
M-Bレギュレーションで「ひかりのねんど」を持ったオーロンゲが参戦したことで、壁張りパーティをかなりの頻度で見かけるようになりました。非常に厄介な戦術ですが、対策の動きをしっかり覚えておけば恐れる必要はありません。
相手の先発はオーロンゲでほぼ確定です。したがって、こちらもオーロンゲの弱点を突ける「ブリジュラス」か「アシレーヌ」のどちらかを先発起用したいところ。
おすすめはブリジュラスです。もし裏から物理アタッカーが出てきても、特性「じきゅうりょく」で要塞化しながら粘ることで、相手の壁ターンを安全に消費させることができます。
本構築における最強の壁対策が、マスカーニャの「トリックフラワー」です。この技は必中+確定急所という仕様のため、相手が貼ったリフレクターやひかりのかべを完全に無視してダメージを与えることができます。
壁を盾にして強気に出てくるメガライチュウYなどを、壁ごと上からワンパンする動きは非常に強力で、草耐性を持たないアタッカーに対する強い抑止力となります。
注意点として、マスカーニャは先発でオーロンゲと対面させてはいけません。オーロンゲに対して「トリックフラワー」は基本的に確定3発かかるため、初手から突っ張るとこちらが押し負けてしまいます。
マスカーニャは先発ではなく裏に控えさせておき、相手の壁展開の後に「有利な相手(メガライチュウYなど)」を見極めて着地・スイープさせるのが、このマッチアップにおける黄金ルートです。
対雨パ
現在の環境における雨パは、基本的に「先発ペリッパー + メガ枠ラグラージ」の組み合わせだと思って間違いありません。こちらの選出としては、ぶっ刺さっている「メガライチュウY+マスカーニャ」の2匹はほぼ確定で、残り1匹を誰にするかという選択になります。
相手の先発がペリッパーだと分かっていると、どうしてもメガライチュウYを先発で合わせたくなります。
しかし、そこに合わせて電気無効のラグラージを後出しされると目も当てられません。それを防ぐには、初手のペリッパー対面でラグラージへの交代を一点読みし、「くさむすび」を合わせる必要があります。
……が、もし相手が居座ってきた場合、読みを外したこちらのメガライチュウYは、ペリッパーの雨「なみのり」を耐えきれずに普通に落ちます。「メガライチュウ、脆すぎるだろ」と突っ込まざるを得ません。先発からこんな心臓に悪いリスクを背負うのは絶対にやめましょう。
雨エースのラグラージを安全に処理する役目は、スカーフマスカーニャに丸投げするのが一番です。
相手のラグラージは「いじっぱり」が主流のため、こちらのいじっぱりスカーフマスカーニャでも余裕で上を取って「トリックフラワー」を叩き込めます。仮に相手が「ようき」でこちらのさらに上を取ってきたとしても、ラグラージからの「れいとうパンチ」なら一発耐えることができるので問題ありません。
ただし、マスカーニャを先発で出してしまいペリッパーとご対面すると、こちらの「トリックフラワー」を耐えられた挙句、返しの雨「ぼうふう」でワンパンされるので注意が必要です。
ライチュウもマスカーニャも先発に置けないとなると、やはり我が家の主人公「ガブリアス」の出番です。初手はガブリアスを先発に出し、ペリッパーに対して「げきりん」をぶち込んで、後から出てくるマスカーニャの「トリックフラワー」圏内まで削る動きが最も安定します。
ガブリアスで場を荒らし、最後にマスカーニャの「トリックフラワー」で全抜きする体制を整えていくのが、対雨パの必勝パターンです。
対メガライチュウY
今シーズン、全トレーナーが一番頭を抱えることになるマッチアップです。こちらの先発メガライチュウYで思考停止「でんじほう」を打ったら、相手の後出しライチュウに特性「ひらいしん」で無効化されつつ特攻をアップされ、そのまま3タテされる……という悲劇が今期はあちこちで頻発しています。
バトルデータを読み解く限り、現在の環境ではメガライチュウYをサイクル戦で対策するという手段はあまり取られていない印象です。基本的には、こだわりスカーフや先制技などで上から叩くか、さもなくば「きあいのタスキ」や「ばけのかわ」などの行動保証で強引に耐えて、返しの攻撃で一撃のもとに沈めるというのが常套手段となっています。
本構築においてその役割を担うのが、タスキを持つ「ガブリアス」と、スカーフを持つ「マスカーニャ」の2匹です。
しかし、ガブリアスもマスカーニャも環境トップゆえに他にもたくさんの仕事を抱えており、非常に多忙です。ライチュウ1匹に彼らのリソースをすべて割くわけにはいかないため、リスクを分散する意味でも、基本的にはガブリアスとマスカーニャの2匹を同時に選出し、手厚くライチュウを睨みつける体制を組む必要があります。
ここで問題になるのが、ラス1(3匹目)の選択です。ぶっちゃけ、残りのメンバーであるムクホークもブリジュラスもアシレーヌも、相手のメガライチュウYからすれば全員「おやつ」でしかありません。できれば誰も選出したくないのが本音です。かといって、ライチュウをライチュウで洗うような不毛な同速ギャンブル戦も絶対に避けたい。
そうなると、残された3匹の中からなんとか折り合いをつけて、一番マシな選択肢を絞り出すしかありません。もし「メガ枠絶対選出」のルールに縛られるなら、消去法でムクホークを選ぶことになります。
……ですが、ここでちょっと待ってほしいのです。メガ枠は、本当に必ず選出しなければならないのでしょうか?相手の裏の構築を見たとき、本当はブリジュラスやアシレーヌがぶっ刺さっているかもしれないのに、「メガ枠だから」という理由だけで思考停止してムクホークを選出してもいいのだろうか?
そう自問自答したときに行き着いた答えが、こちらのメガ枠をあえて一切出さない「メガ抜き選出」でした。相手の「どうせメガ枠を選出してくるだろ」という予測のさらに裏をかき、強固な「つくりおき常備菜」たちの連携で相手のシナジーを押し潰す。
実は、私がマスターボール級への昇格を決めた最後の運命の一戦は、まさにこの「メガ抜き選出」でした。固定観念を捨てたことで読みが完璧にバチッと噛み合い、我が家の常備菜たちが勝利をもぎ取ってくれた瞬間は、最高にシビれましたね。


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