はじめまして。いっぱしのトレーナー、おじょーです。今日は、ポケチャンを始めたあなたが真っ先にスカウトするべき、どんなパーティにも組み込める汎用性最強の6匹を、その育成方法とともにご紹介します。
この記事のねらい
「ポケチャン」で毎日訪れる運命の瞬間、「1日1匹の無料スカウト」。10匹提示される中から、あなたは自信を持って「正解」を選べていますか?「見た目が好きだから」「とりあえず強そうだから」と選ぶのもポケモンの醍醐味ですが、もしあなたが「最短でランク戦のスタートラインに立ちたい」と願うなら、迷いは禁物です。
今回は、数あるポケモンの中でも「スカウト画面で見かけたら、他の9匹を無視してでも即決すべき」と言い切れる、後悔しない汎用ポケモン6選を紹介します。
彼らは単体で強いだけでなく、お互いの弱点を補い合う「最高のチームメイト」でもあります。極論、この6匹を揃えてしまえば、あとは残りの1枠にあなたの「好きなメガシンカポケモン」を入れるだけで、今の環境で十分に戦えるガチパーティが完成します。
「誰を育てればいいか分からない」という迷いを捨て、まずはこの6体の「パーティの土台」を手に入れるところから始めましょう!
ガブリアス

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 185 |
| こうげき | 32 | 182 |
| ぼうぎょ | 0 | 115 |
| とくこう↓ | 0 | 90 |
| とくぼう | 0 | 105 |
| すばやさ↑ | 32 | 169 |
能力補正:ようき(とくこう↓すばやさ↑)
技:じしん/げきりん/がんせきふうじ/ステルスロック
特性:さめはだ
持ち物:きあいのタスキ
考察
数々のトレーナーをして「ポケモン界の主人公」と言わしめ、「ポケチャン」のバトルデータで堂々の使用率1位。この圧倒的な数字には明確な理由があります。高い種族値と「きあいのタスキ」という行動保証を組み合わせることで、どんなに不利な盤面からでも最低限の仕事(ステロ+攻撃)を完遂してくれる、まさに「構築の守護神」です。
- 「がんせきふうじ」によるS操作の安定感
自分より速い相手には、まず「がんせきふうじ」を。相手のSを1段階下げることで、次のターンに自分が上から動けるようになり、タスキを盾に「ステロ+攻撃」という2回分の仕事を強引にこなせます。 - 「げきりん」一択の理由
最近は「スケイルショット」も流行っていますが、この型では不採用。
理由は、命中不安で何もできずに倒れるリスクを負うより、一仕事終えた後に威力の高い「げきりん」で確実に相手を削り、後続の圏内に入れる方がパーティとしての勝率が安定するからです。どうせ一仕事終えた後なんですから、最後は「ぱーっ」と大火力を押し付けましょう。 - 立ち回りの基本:迷ったら初手に投げろ!
自分より速い相手: まずは「がんせきふうじ」。Sを逆転させてからステロを撒く。
自分より遅い相手: 「ステルスロック」から入るのが基本。
出し負けが一番怖い初心者にとって、この「とりあえず仕事ができる」性能は、何物にも代えがたい安心感を与えてくれます。
マスカーニャ

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 153 |
| こうげき↑ | 32 | 178 |
| ぼうぎょ | 0 | 90 |
| とくこう↓ | 0 | 90 |
| とくぼう | 0 | 90 |
| すばやさ | 32 | 175 |
能力補正:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
技:トリックフラワー/トリプルアクセル/とんぼがえり/はたきおとす
特性:へんげんじざい
持ち物:こだわりスカーフ
考察
「こだわりスカーフ」を持たせることで、環境に存在するほとんどの相手に対して「上から叩く」ことを可能にした高速アタッカーです。特性「へんげんじざい」により、すべての技をタイプ一致の1.5倍火力で放てるため、常に一定以上の火力を確保することができます。
- 「いじっぱり」採用とS実数値175の美学
性格補正をすばやさにかけなくとも、スカーフ込みの実数値は262。これは最速130族(メガゲンガー等)はもちろん、最速スカーフガブリアス(253)さえもきっちり抜ける絶妙なラインです。「最速にする必要がないなら、火力を最大まで盛ろう」という、極めて合理的な調整になっています。 - ガブリアスを絶対逃がさない「トリプルアクセル」
このポケモンの最大の存在意義は、環境トップのガブリアスを「トリプルアクセル」でタスキごと粉砕することにあります。氷タイプに変化しながら放つ3連続攻撃は、ガブリアスにとって死神の鎌と言っても過言ではありません。 - 立ち回りのコツ:序盤は「かき乱し」、終盤は「掃除」
序盤:有利な相手にはとりあえず「はたきおとす」。回復アイテムや火力アイテムを奪い、相手の計算を狂わせます。
様子見:不利な対面は「とんぼがえり」で削りながら、裏のアシレーヌやアーマーガアに繋いで有利なサイクルを作り直します。
終盤:相手が疲弊したところで、必中かつ確定急所の「トリックフラワー」で確実に仕留めていきます。
ブリジュラス

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 2 | 167 |
| こうげき↓ | 0 | 112 |
| ぼうぎょ | 0 | 150 |
| とくこう↑ | 32 | 194 |
| とくぼう | 0 | 85 |
| すばやさ | 32 | 137 |
能力補正:ひかえめ(こうげき↓とくこう↑)
技:りゅうせいぐん/ラスターカノン/10まんボルト/ステルスロック
特性:じきゅうりょく
持ち物:しろいハーブ
考察
使用率2位に君臨する、現環境屈指の「物理キラー」です。ドラゴン・鋼という優秀な耐性と、攻撃を受けるたびにぼうぎょが上昇する特性「じきゅうりょく」の相性が抜群。物理主体のパーティ相手なら、こいつ1匹で詰みまで持っていけるほどのスペックを誇ります。
- 「ハーブ流星群」によるサイクルの破壊
本環境のブリジュラスは、耐久を特性に任せてCS(特攻・素早さ)に全振りする型が主流です。
強力な「りゅうせいぐん」を放った後、下がった特攻を「しろいハーブ」で即座に回復することで、2ターン連続で超火力を押し付けられます。アイテムが被りにくく、独自の役割を持てる点も汎用枠として優秀なポイントです。 - マスカーニャを「起点」に変える圧倒的有利
マスカーニャの「トリプルアクセル」は、ブリジュラスにとって「じきゅうりょく」を3回発動させてくれる感謝の合図でしかありません。ガブリアスをカモにするマスカーニャを返り討ちにできるため、ガブリアスの最高の相棒として機能します。特性を発動させながら「ステルスロック」を撒く、あるいは「りゅうせいぐん」で負荷をかける動きが理想的です。 - 対アシレーヌへの牽制と限界
流星群を無効化してくるアシレーヌには「10まんボルト」で抵抗可能ですが、オボン持ち相手には確定3発。ブリジュラス側からすれば「嫌な相手」であり、逆にアシレーヌ側からすれば「最大の仮想敵」となります。
アシレーヌ

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 32 | 187 |
| こうげき↓ | 0 | 84 |
| ぼうぎょ | 0 | 94 |
| とくこう↑ | 32 | 195 |
| とくぼう | 0 | 136 |
| すばやさ | 2 | 82 |
能力補正:ひかえめ(こうげき↓とくこう↑)
技:うたかたのアリア/クイックターン/アクアジェット/ムーンフォース
特性:げきりゅう
持ち物:オボンのみ
考察
水・フェアリーの優秀な耐性を持ち、特殊アタッカー全般に睨みを効かせるクッション役です。本構築において彼女が担う最も重要な役割、それは「環境2位のブリジュラスを完封すること」にあります。
- ブリジュラスへの最強のカウンター
ブリジュラスのメインウェポンである「りゅうせいぐん」をタイプ相性で無効化し、プランを根底から崩せるのがアシレーヌ最大の強みです。
相手がサブウェポンの「10まんボルト」を持っていたとしても、こちらは「オボンのみ」込みで確定3発。ブリジュラスを見たら後出しから安定して処理できる守護神です。 - 特攻特化(C195)の意図
ただ耐えるだけでなく、返しの「ムーンフォース」で相手のサイクルに致命傷を与えるための特化調整です。耐久力に任せて後出しした後は、高火力で相手を削り、裏のガブリアスやマスカーニャの「圏内」に押し込むのが仕事です。 - 後攻「クイックターン」と「アクアジェット」
自分より速い相手に対しても、一度耐えてからの「後攻クイックターン」で裏のエースを無傷降臨させ、ミリ残りの相手は「アクアジェット」で縛る。この対面操作と削りの両立こそが、彼女が汎用枠に数えられる理由です。 - 役割対象を絞った運用
ブリジュラスの他、サザンドラ、ウルガモス、マフォクシーといった、「アシレーヌで止まる」アタッカーを確実に処理し、パーティに隙を作らせません。苦手な相手(リザードン、ゲンガー等)が来たら、無理せず「クイックターン」からガブリアスやマスカーニャへ繋ぎましょう。
採用例
こちらの構築でも採用しています。

アーマーガア

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 32 | 205 |
| こうげき | 0 | 107 |
| ぼうぎょ↑ | 32 | 172 |
| とくこう↓ | 0 | 65 |
| とくぼう | 2 | 107 |
| すばやさ | 0 | 87 |
能力補正:わんぱく(ぼうぎょ↑とくこう↓)
技:ボディプレス/てっぺき/はねやすめ/とんぼがえり
特性:プレッシャー
持ち物:たべのこし
考察
鋼・飛行という極めて優秀な耐性を持ち、環境に蔓延する強力な物理アタッカーを完封するために採用される「物理の要塞」です。火力アイテムが没収されたデフレ環境において、このポケモンの「鉄壁+羽休め」を突破する手段は非常に限られており、詰ませ性能は全ポケモン中でもトップクラスです。
- 特性「プレッシャー」の採用理由
この環境では、能力を下げる技や特性「いかく」との遭遇率が低いため、『ミラーアーマー』の恩恵を感じる場面は意外と少ないです。むしろ、火力がデフレし「削り合い」が長引くこのルールでは、相手のメインウェポンのPPを倍速で削り、強引にPP切れまで追い込める『プレッシャー』の方が、安定して勝ち筋を広げられます。 - 「てっぺき」+「ボディプレス」の鉄板コンボ
防御力を上げつつ、その数値を攻撃に転換するこのコンボは攻守一体の火力源です。
一度積んでしまえば、相手の物理アタッカーは攻撃するたびに絶望することになります。 - 後攻「とんぼがえり」による対面操作
アシレーヌ同様、あえて素早さを無振りにすることで、相手の物理アタッカーの攻撃を耐えながら「とんぼがえり」を打ち、無傷でこちらの特殊アタッカーやメガシンカ枠を着地させます。アシレーヌとアーマーガアの2枚看板でサイクルを回すことで、相手の攻め手を完全に枯らすのが狙いです。 - 立ち回りのコツ:物理を呼び寄せて積む
ガブリアスやマスカーニャ、その他物理のメガシンカ勢に対して後出しし、隙を見て「てっぺき」を積みます。特殊アタッカー(リザYやゲンガー)が来そうなタイミングでは、欲張らずに「とんぼがえり」でマスカーニャやガブリアスに繋ぐ判断が、この要塞を維持するコツです。
ギルガルド

| 能力ポイント | 実数値 | |
|---|---|---|
| HP | 32 | 167 |
| こうげき↑ | 32 | 112(211) |
| ぼうぎょ | 2 | 162(72) |
| とくこう↓ | 0 | 63(144) |
| とくぼう | 0 | 160(70) |
| すばやさ↑ | 0 | 80 |
※()内はブレードフォルム時の実数値
能力補正:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
技:ポルターガイスト/かげうち/せいなるつるぎ/つるぎのまい
特性:バトルスイッチ
持ち物:のろいのおふだ
考察
一言で言えば、「サイクル戦ができるミミッキュ」です。ミミッキュが「ばけのかわ」を盾に舞うように、このギルガルドも耐性を活かしてサイクルに加わりながら、隙を見て退路を断つ「積みエース」です。一度積んだら二度と守らない。ミミッキュが「まもる」を採用しないのと同様に、このギルガルドに「キングシールド」は不要です。
- 「のろいのおふだ」+「つるぎのまい」でアーマーガアを突破
この持ち物の真価は、物理受けの筆頭・アーマーガアの強行突破にあります。1回「つるぎのまい」を積むことで、特化アーマーガアすら「ポルターガイスト」で乱数1発の圏内に。相手の最大打点「ボディプレス」をタイプ相性で無効化できるため、一方的に急所待ちの試行回数を稼げるのも強みです。 - 「せいなるつるぎ」がブリジュラスの壁を貫通する
環境2位のブリジュラスは、特性「じきゅうりょく」で物理アタッカーを絶望させますが、ギルガルドには通用しません。「せいなるつるぎ」は相手の防御上昇を無視するため、要塞化したブリジュラスも剣舞込みなら一撃の下に粉砕(確定1発)できます。
更に、ブリジュラスの最大打点「りゅうせいぐん」を、脆いブレードフォルム時ですら確定で一発耐えることができます(最大120ダメージ:71.8%)。 - 立ち回りのコツ:退路を断って舞え
ミミッキュと違うのは、その圧倒的な耐性です。全抜き体制に入るまではアシレーヌやアーマーガアの影に隠れ、「ポルターガイスト」で相手を疲弊させます。そして、相手を「かげうち」や「せいなるつるぎ」の圏内に押し込んだなら、満を持して降臨します。
採用例
こちらの構築で採用しています。

結び
今回の記事では、あえて「メガシンカポケモン」は1匹も紹介していません。なぜなら、この記事で紹介した6匹は、どんなエースを立ててもその輝きを最大限に引き出せる「最強の土台」だからです。
あなたが大切に育てているメガリザードンYでも、憧れのメガゲンガーでも、相棒のメガスピアーでも。この強固な土台の上に、あなた好みのメガシンカエースを1匹加える。それだけで、今の環境を勝ち抜くための、あなただけのオリジナル・ガチパーティが完成します。
まずはこの汎用性の塊のような6匹をスカウトし、育ててみてください。そして、彼らが作った「隙」を、あなたの愛するメガシンカポケモンで鮮やかに突く。そんなバトルの楽しさを、ぜひ「ポケチャン」で体験してほしいと願っています。


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